北ベトナム側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 15:29 UTC 版)
最初にスアンロク付近に展開したのは第4軍団であった為、中央軍事委員会では第4軍団を主力として展開することを決定した。第4軍団所属部隊のうち、スアンロクに展開したのは3個師団(第6、第7、第341歩兵師団)である。さらに第71高射師団と2個戦闘工兵連隊(第24、第25工兵連隊)、第26通信連隊、2個装甲大隊、2個砲兵大隊、2個ロンカン地方軍大隊などから援護を受けていた。1975年4月3日、第4軍団司令部では攻勢について2つの作戦案を作成した。第1案では、まず周辺地域の前哨地点を全て占領し、その過程で市街中心部を孤立させる。その後、タイミングを見計らってスアンロク市街中心部に対して正面から総攻撃を行うものとされていた。第2案は守備隊の戦力が推定よりも少なかった場合を想定しており、この場合は装甲部隊と砲兵の支援を受けた第4軍団が直接スアンロク市街中心部に突入を図るものとされていた。
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