北ベトナム及び現在のベトナム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 04:54 UTC 版)
「軍服 (ベトナム)」の記事における「北ベトナム及び現在のベトナム」の解説
ベトナム民主共和国(北ベトナム)におけるベトナム人民軍(北ベトナム軍)の軍服は共産主義国の軍服のデザインを基本的に踏襲しながら、その祖形を作り上げたソビエト連邦とは気候風土が著しく異なる地において長く実戦をおこなってきた事情から、サファリヘルメット、ブッシュハット、サンダルの導入等、気候風土や実用性にあわせてこれを柔軟に改変してきた。また、野戦用の階級章や戦闘帽、略衣、旧折襟式制服、ヘルメットには旧日本軍の影響もみられる。 統一後のベトナム社会主義共和国では、中越戦争にいたる中国との対立関係を反映し、勤務服等にソ連・東欧の軍服の影響をより強めた。また近年ではアメリカや欧州各国との関係が深まりつつあることから、戦闘装備では西側の要素を取り入れつつある。
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