北アメリカ砂漠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 03:48 UTC 版)
「フューチャー・イズ・ワイルドの生物一覧」の記事における「北アメリカ砂漠」の解説
デザートラトルバック (Desert Rattleback) 北アメリカ砂漠に暮らすラトルバックの亜種である。草原に住むラトルバックより体が大きく、鱗は小さくなっており、寒さから身を守るために毛が生えている。また、草原のラトルバックが雑食性なのに対して、デザートラトルバックは草食性である。 スピンク (Spink) 現代のモグラのように地中に巣を作って暮らす小さな鳥で、ウズラの子孫である。前肢は飛ぶための翼から土を掻き出すのに適した鋤のような形に変化しており、一列に並んだスピンクが、先頭の個体が掘った土を順番に後ろへ送るようにしてトンネルを掘り進めていく。目は退化し、鳴き声でコミュニケーションする。植物の地下茎を主食とする。真社会性を有し、巣には女王がいてそれ以外の雌は繁殖能力がない。 デスグリーナー (Deathgleaner) 肉食性のコウモリの子孫で、砂漠の夜が氷点下の寒さであるため、昼行性へと生態を変えた。翼の幅は1.3mにもなるが、鳥のように羽毛で覆われていないため、そのままだと容易に熱を失う。その点を解決するため、デスグリーナーは翼に向かう動脈血を冷やし、翼から戻ってきた静脈血を暖める熱交換器のような器官を発達させた。 ラトルバックの幼獣を襲うこともあるが、成獣には手を出さず、むしろ主食であるスピンクの巣に案内させる。ラトルバックが地下茎を食べようとしてスピンクの巣を掘り抜いたり、体重でトンネルを崩したりしてしまうと、上空で待ち構えていたデスグリーナーはスピンクに襲い掛かる。また死肉を食べることもある。満腹になると残った肉を巣に持ち帰り、群れの仲間達と分け合う。
※この「北アメリカ砂漠」の解説は、「フューチャー・イズ・ワイルドの生物一覧」の解説の一部です。
「北アメリカ砂漠」を含む「フューチャー・イズ・ワイルドの生物一覧」の記事については、「フューチャー・イズ・ワイルドの生物一覧」の概要を参照ください。
- 北アメリカ砂漠のページへのリンク