勝利内容や得点によって勝ち点を与える方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 09:26 UTC 版)
「勝ち点」の記事における「勝利内容や得点によって勝ち点を与える方式」の解説
かつての北米サッカーリーグ(NASL)は勝利6点・シュートアウト勝利4点・1ゴールごとに1点(最大限3点まで)・敗北0点(引分は廃止)というシステムを採用していた。 Jリーグでは1997年からの2年間、90分での勝利で3点、延長戦での勝利で2点、PK戦での勝利で1点、敗北一律0点を与えていた。1999年からはPK戦が廃止され、それから2002年までの間、90分での勝利で3点、延長戦での勝利で2点、引き分けで1点を与える形式としていた。 かつて日本で2回行われたコニカカップではグループリーグの順位を勝ち点で決定していた。第1回(1990年)では試合内容や結果によって勝利の場合3点、0対0からのPK戦による勝利で2点、負けには0点を与えていたが、それとは別に1試合2得点につきボーナス勝ち点1が加算された。第2回(1991年)では勝利の場合はいずれも勝ち点3となり、ボーナス勝ち点が与えられる2得点は延長戦での得点が含まれる点が異なっていた(なお第2回は0-0からのPK戦における勝利での勝ち点減点は廃止されている)。1992年のJリーグカップも1991年のコニカカップの方式をほぼ準用して行い、延長・PKを含め試合時間に関係なく勝ったチームに4、負け0の勝ち点を与えるとともに、90分以内での2ゴール以上を挙げた場合は2ゴールに付き1点のボーナス勝ち点が採用された。 新日本プロレスがMSGシリーズなどで採用した勝ち点方式では、ピンフォール勝ち及びサブミッション勝ちは5点、反則勝ち及びリングアウト勝ちは4点、引き分けは2点となっていた。 日本の一部の大学野球(中国地区大学野球連盟における2006年度下部リーグ戦など)では、コールド勝利4点・コールド以外の勝利3点・引分1点・コールド以外の敗北0点・コールド敗北-1点というシステムがとられたことがある。 2011年よりDEEPとSMASHが合同で開催している総合格闘技のリーグ戦、ジャパンMMAリーグでは勝利4点、一本またはKOならボーナス2点、引き分けは0点としている。 キックボクシングのKrushが実施するWILDRUSH LeagueはKO勝ち3点、判定勝ち及び不戦勝2点、引き分け1点としている。
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