制作の始まり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 10:33 UTC 版)
インポッシブル・ピクチャーズに所属するティム・ヘインズは、過去にドキュメンタリー番組『ウォーキングwithダイナソー〜驚異の恐竜王国』を制作していた。この番組はCGIとアニマトロニクスを組み合わせて先史時代とそこに生息する古生物が再現されており、ヘインズはこの技術を利用して時間SFドラマを製作しようとした。彼らはアーサー・コナン・ドイルの『失われた世界』を原作に『ロストワールド 〜失われた世界〜(英語版)』を制作した後、残ったスタッフで "Cutter’s Bestiary"(『プライミーバル』の初期タイトル案) の脚本制作を開始した。 その頃、脚本家エイドリアン・ホッジスはBBCのドラマ部門長であるローラ・マッキーから、チャールズ・ディケンズの『荒涼館』のドラマ化を提案されていたが、『デイヴィッド・コパフィールド』を既にドラマ化していたホッジスはこれを拒否し、『バフィー 〜恋する十字架〜』のような雰囲気の楽しいものを制作したいと主張した。そこでマッキーは "Cutter's Bestiary" を提案し、自然史博物館に赴いて恐竜の展示を見ていたホッジスは、恐竜番組を作りたいというヘインズと同調した。こうしてヘインズとホッジスが主体となってコンセプトを作り、2003年頃にパイロット版が執筆された。当初は1話90分のドラマにする方針が取られていた。
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