制作の前段
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 03:43 UTC 版)
「独眼竜政宗 (NHK大河ドラマ)」の記事における「制作の前段」の解説
『山河燃ゆ』(1984年)、『春の波涛』(1985年)、『いのち』(1986年)と、大河ドラマは3年連続で“近代路線シリーズ”が続いていた。時代劇を望む視聴者のためには「NHK新大型時代劇」の枠が水曜夜に設けられた。 “近代路線シリーズ”の視聴率は、『山河燃ゆ』21.1%、『春の波涛』18.2%、『いのち』29.3%。『いのち』は視聴率的には“近代路線シリーズ”中で唯一成功し、評価も高かったものの、実在の人物が全く登場しなかった異色作で、「大河ドラマではなく連続テレビ小説の延長線だ」という声もあった。その一方、「NHK新大型時代劇」は評判がよく、視聴者が時代劇を求めていると判断したNHKは『いのち』以降の“近代路線シリーズ”を白紙とし、『徳川家康』(1983年)以来4年ぶりに時代劇の大河ドラマが復活した。
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