初日印
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/24 18:46 UTC 版)
初日用通信日付印(しょにちようつうしんにっぷいん)は、切手・はがきの発行日のみに使用される消印である。印影に鳩のマークが入っていることから「ハト印」とも称される。和文ハト印、欧文ハト印、機械ハト印、絵入りハト印の4種類が存在する。 このうち絵入りハト印は、年賀切手・シリーズ切手・グリーティング切手の発行日にのみ使用される直径36mmの絵入りの消印で、前述の特印と同様に鳶色のインクで押印され、手押しと押印機の2種類が使用される。 和文・欧文・機械ハト印と絵入りハト印とでは押印時間も異なる。前者の押印時間は9時から12時までだが、後者は特印同様、押印機は9時から19時まで、手押し印は各局郵便窓口の開設時間内に押印できる。 1965年9月21日の第9回国際原子力機関総会切手発行の際に使用開始となった。 既発行の切手と全く同じ印面(同額面)で新たにコイル切手・シール切手・小型シートなどとして発行される場合、ハト印は使用されない。『官報』の告示上は、これらは既発行の切手と同じものとして分類されるためである。
※この「初日印」の解説は、「記念印」の解説の一部です。
「初日印」を含む「記念印」の記事については、「記念印」の概要を参照ください。
- 初日印のページへのリンク