初代曽呂利 新左衛門とは? わかりやすく解説

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初代(先代)曽呂利 新左衛門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 05:31 UTC 版)

曽呂利新左衛門」の記事における「初代先代曽呂利 新左衛門」の解説

豊臣秀吉御伽衆として仕えたといわれる人物落語家始祖とも言われユーモラスな頓知で人を笑わせる数々逸話残した。堺で刀の鞘を作っていた杉本新左衛門坂内宗拾)という鞘師で、作った鞘には刀がそろりと合うのでこの名がついたという(『堺鑑』)。架空の人物と言う説や、実在した逸話後世の創作という説がある。また、茶人落語家の祖とされる安楽庵策伝同一人物とも言われる茶道武野紹鴎学び香道和歌にも通じていたという(『茶人全集』)。『時慶卿記』に曽呂利が豊臣秀次茶会出席した記述みられるなど、『雨窓閑話』『半日閑話』ほか江戸時代書物記録がある。本名杉森右衛門で、坂内宗拾と名乗ったともいう。 大阪府堺市堺区市之町東には新左衛門屋敷跡の碑が建てられており、堺市内の長栄山妙法寺には墓がある。没年慶長2年(1597年)、慶長8年(1603年)、寛永19年(1642年)など諸説ある。

※この「初代(先代)曽呂利 新左衛門」の解説は、「曽呂利新左衛門」の解説の一部です。
「初代(先代)曽呂利 新左衛門」を含む「曽呂利新左衛門」の記事については、「曽呂利新左衛門」の概要を参照ください。

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