初代スポーツ庁長官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 03:26 UTC 版)
2015年、スポーツ庁長官、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事に就任。スポーツ庁長官は副業禁止の国家公務員にあたるため、他の役職は全て辞任している。 2016年10月、アジア水泳連盟副会長に就任。2017年7月、国際水泳連盟理事に選出された。 2020年9月11日、鈴木大地・スポーツ庁長官が5年の任期満了に伴い、9月末で退任することが閣議で決まった。後任は2004年アテネオリンピックハンマー投金メダリストで、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会スポーツディレクターの室伏広治が務める。退任を控えた9月25日に記者会見を開き、「5年後、10年後にスポーツ庁をつくって良かったと言われるよう努めてきた」と述べる一方、本来なら2020年東京オリンピック・パラリンピックの終了後の退任となるはずだったが叶わなかったことを「何となく心残りもある」と表現した。最終登庁日となった9月30日には職員向けの挨拶をおこない、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を見ずに退任することを「これもまた人生ということで前向きにとらえていきたい」と述べた。 なお、退任と前後して、故郷の千葉県で2021年3月に行われる知事選挙に鈴木を擁立させることを自由民主党千葉県連が検討しており、鈴木自身も一時立候補に意欲を見せていた。しかし、地元選出議員の石井準一を始め、スポーツ庁長官就任の際に尽力した森喜朗などから反対や難色を示す声があった。これらを受けて、同選挙への出馬を断念することを2020年10月に明らかにした。
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