初めて任命された按察使とは? わかりやすく解説

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初めて任命された按察使

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/05 06:53 UTC 版)

按察使」の記事における「初めて任命された按察使」の解説

奈良時代初頭養老3年719年7月13日に以下の11名の国司初め按察使任命された(『続日本紀』)。 門部王伊勢守従五位上)は伊賀国志摩国の2国を管する大伴山守遠江守正五位上)は駿河国伊豆国甲斐国の3国を管する藤原宇合常陸守正五位上)は安房国上総国下総国の3国を管する笠麻呂美濃守従四位上)は尾張国三河国信濃国の3国を管する多治比縣守武蔵守正四位下)は相模国上野国下野国の3国を管する多治比広成越前守正五位下)は能登国越中国越後国の3国を管する小野馬養丹波守、正五位下)は丹後国但馬国因幡国の3国を管する息長臣足出雲守、従五位下)は伯耆国石見国の2国を管する鴨吉備麻呂播磨守従四位下)は備前国美作国備中国淡路国の4国を管する高安王伊予守従五位上)は阿波国讃岐国土佐国の3国を管する大伴宿奈麻呂備後守正五位下)は安芸国周防国の2国を管する管轄地域巡回し治安維持することが按察使主務であったため賊等の矛先向けられることもあり、養老4年720年)夏には陸奥国按察使の上毛野広人が殺害される事件発生朝廷はただちに、東国である相模国上野国及び下野国按察使歴任し武蔵国守の経験があった播磨国按察使多治比縣守持節征夷将軍任じて下毛野石代副将軍に、また阿倍駿河持節鎮狄将軍据えてこれを鎮圧した

※この「初めて任命された按察使」の解説は、「按察使」の解説の一部です。
「初めて任命された按察使」を含む「按察使」の記事については、「按察使」の概要を参照ください。

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