出風鼻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 13:45 UTC 版)
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出風鼻
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出風鼻は佳楽水の北側、九棚村の南仁湾までの海岸線(全長約7km)の中間あたりに位置する。龍磐公園付近から太平洋に面する海岸線を眺めた時に最も突出した岬でもある。墾丁国家公園の海域管制区であり、何の設備もなく原始の姿を留めているため、道路が北からも南からも途中までしか整備されておらず、徒歩でしか行くことは出来ない。遠くから眺めると平らな土地に見えるが、海岸は海の浸蝕により形成された平らな台のような岩や巨大な卵石や表面の穴が蜂の巣のようになっている岩(蜂窩岩)があり、散策する上で注意が必要なほど足場の悪い場所もある。ここにある砂岩層には断層がはっきりと見て取れる場所が3ヶ所あり、2つの断層が将棋盤のような正方形を形作り、もう1つが斜めに重なるように走り、階段のような造形を生み出している。岩の海岸の磯部には沢山のホウライカラマツが生息し、近隣の漁民は好んでこの貝を獲っては水で煮たり、塩漬けにして食していて、出風鼻の特産物の一つとなっている。
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