出生から得度まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 08:43 UTC 版)
1896年(明治29年)7月10日、大分県西国東郡上真玉村(現・真玉町)で、土田忠米と妻ウメの三男として出生。土田進と名付けられる。父は漢籍を好み、村の寺小屋で教えていた。1902年(明治35年)、矢野要平家の養子となる。そして翌年上伊美尋常小学校に入学したが、1904年(明治37年)には養子先の主人が日露戦争出征のため、矢野家を出たのである。1905年(明治38年)9歳の時、上伊美村字千燈台、天台宗千燈寺の小僧となるも数カ月で去る。尋常小学校3年の時、近くの施恩寺という禅寺に5、6日滞在したことが出家の因縁となり、母が施恩寺恵文和尚に頼み、1906年(明治39年)2月16日、滋賀県大津市本堅田大徳寺派祥瑞寺に入寺。翌1907年(明治40年)11歳で大友宗忠師に就いて得度、厳しい禅寺生活に入る。
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