出作

デジタル大辞泉

で‐さく【出作】

読み方：でさく

１ 荘園内に居住する農民が、居住地以外の荘園・公領で田畑を耕作したこと。でづくり。

２ 「出小作(でこさく)」に同じ。⇔入り作(さく)。

歴史民俗用語辞典

出作

読み方：デサク（ｄｅｓａｋｕ），　デズクリ（ｄｅｚｕｋｕｒｉ）

（１）荘園制下で国衙領などを侵して耕作すること。
（２）近世、百姓が他村に土地を持ち耕作することをいう。

地名辞典

出作

読み方：シュッサク（ｓｈｕｓｓａｋｕ）

所在 愛媛県伊予郡松前町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

出作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/29 00:05 UTC 版)

出作（でさく、でつくり）とは、ある地域の住民が別の地域にある田畑を耕作することを指す。耕作先の側からは入作（いりさく）と呼ばれる。

ウィキペディア小見出し辞書

出作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/07 01:17 UTC 版)

「瀬戸内海」の記事における「出作」の解説

島内の山を全て開墾し尽くした後には、近くにある島に渡ってそこで開墾を行うこともあった。こうして別の島に農地を持つことを「出作」「出作り「渡り作」などと呼んだ。農民たちは出作用の小さな木造船（農船）を手に入れ、それで農地を持つ島まで行き来していた。

Weblio日本語例文用例辞書

「出作」の例文・使い方・用例・文例

• 私たちは思い出作りのためにこの旅行に行きました。
• 思い出作り
• 生存者を捜索し救出する軍隊の救出作戦
• 対テロ、最高機密の情報収集、人質救出作戦に対して責任があるイスラエルの精鋭秘密の特殊部隊
• 排出作用を営む生体器官
• 40分間の救出作戦の間に，犯人たちの大半が射(しゃ)殺(さつ)された。
• 強い台風の真っただ中，大輔はこのプラントで救出作業を始める。
• 救出作業は10月12日深夜にようやく開始された。
• 同時に彼は，海軍特殊部隊が救出作戦を開始するためのオバマ大統領からの許可を待っている。