冀州を奪われるとは? わかりやすく解説

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冀州を奪われる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 22:36 UTC 版)

韓馥」の記事における「冀州を奪われる」の解説

当時袁紹軍補給苦しんでおり、物資供給韓馥依存していた。このため逢紀はこの機会公孫瓚利用し冀州韓馥から奪い取るための策略袁紹具申した袁紹はそれを容れて公孫瓚連絡取り韓馥軍事的な圧力をかけたという(魏志袁紹伝」が引く『英雄記』) 麴義韓馥の将だったが、この前後に部曲引き連れて袁紹寝返ったという(『後漢書』袁紹伝」)。また、張楊於夫羅もこの時期袁紹帰服したという(魏志張楊伝」・魏志袁紹伝」が引く『九州春秋』)。 この期逃すまいと考えた袁紹韓馥動揺に付け込み使者として荀諶高幹らを派遣し韓馥冀州を譲るよう説得させた(魏志袁紹伝」)。韓馥は元々臆病な性格であったため、荀諶説得聞き、この提案受け入れる気になったという(魏志袁紹伝」)。耿武閔純李歴らが、現時点での冀州軍事力袁紹上回っている事を理由韓馥諫止したが、韓馥聞き入れなかった(魏志袁紹伝」)。また、趙浮程奐が兵を出して袁紹抵抗したいと願い出たが、韓馥はこれも聞かず冀州袁紹譲ってしまった。同年7月事だった(魏志武帝紀」)。 これより前、韓馥騎兵故郷である潁川派遣し同郷の荀氏一門荀彧ら)を冀州招いていたが、荀彧到着した時には、既に袁紹冀州奪われ後であったという(魏志荀彧伝」)。

※この「冀州を奪われる」の解説は、「韓馥」の解説の一部です。
「冀州を奪われる」を含む「韓馥」の記事については、「韓馥」の概要を参照ください。

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