八木が谷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/21 07:00 UTC 版)
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       八木が谷
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|---|---|
| 北緯35度45分41.51秒 東経140度1分48.23秒 / 北緯35.7615306度 東経140.0300639度 | |
| 国 |   | 
    
| 都道府県 |   | 
    
| 市町村 |   | 
    
| 人口 | |
| • 合計 | 4,808人 | 
| 等時帯 | UTC+9 (日本標準時) | 
| 郵便番号 |  
       
       274-0802[2]
        | 
    
| 市外局番 | 047[3] | 
| ナンバープレート | 船橋 | 
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       八木が谷町
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|---|---|
| 北緯35度45分49.66秒 東経140度2分32.38秒 / 北緯35.7637944度 東経140.0423278度 | |
| 国 |   | 
    
| 都道府県 |   | 
    
| 市町村 |   | 
    
| 人口 | |
| • 合計 | 64人 | 
| 等時帯 | UTC+9 (日本標準時) | 
| 郵便番号 |  
       
       274-0803[4]
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八木が谷(やきがや)は、千葉県船橋市の地名。近隣の八木が谷町(やきがやちょう)についても記述する。
八木が谷が正式な表記である。
歴史・由来
古くからの集落の一つ。当地域の柏上(かしあげ)遺跡に、古墳時代中期の住居址が保存されている。中世までこの住居が続いたかは不明である。だが、長福寺周辺には室町時代に城があり、当時の板碑も多数出土している。江戸時代には旗本長井氏と市川氏に二分して知行された。
その後明治22年(1889年)の町村制施行に伴い千葉郡豊富村大字八木ヶ谷となった。昭和29年(1954年)、豊富村の船橋市への編入により船橋市大字八木ヶ谷となり、翌昭和30年に八木が谷町と改称された。昭和56年(1981年)の住居表示実施により、旧来の集落と周辺が八木が谷1〜5丁目、北部が高野台(こうやだい)1〜5丁目、三咲と接する地区が咲が丘1〜4丁目、みやぎ台1〜4丁目となった[5]。その後は、住居表示未実施の一部地域が八木が谷町として残存している。
- 谷が入り込んだ複雑な地形を意味する「八岐が谷」が転化
 - 城主が八木ヶ谷胤宣であった
 - 八種類の木(松、カラタチ、橘、柏、楡、桑、ナツメ、竹)が繁る谷あいの土地
 - 八木は「米」の分解で、米のよくとれる谷田
 
といった説がある。他にも、「やき」「やぎ」は狭い小谷、焼畑・野焼、湿地等を意味するとも考えられる。現時点では詳しいことは分かっていない。
地理・交通
- 北部には新川水系二重川(一級河川)が流れており、その支流志多田川が東部を流れている。
 - 京成松戸線の駅に近い場所は住宅地だが、川に近い部分や駅から遠い東部は田園地帯である。
 - 京成バス千葉ウエスト鎌ケ谷営業所の路線バスが、二和向台駅から、通っている。二和向台駅 路線バス
 - 最寄駅は京成電鉄松戸線二和向台駅及び三咲駅である。
 - 八木が谷町や八木が谷5丁目の地域は北総鉄道北総線白井駅(白井市)も利用できる。
 - 町内には主要な道路はないが、付近には県道が数本走っている。
 
地価
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、八木が谷3-11-20の地点で6万7000円/m2となっている。[6]
八木が谷
八木が谷(やきがや)は、1~5丁目まである。郵便番号は274-0802[2]。
隣接地名
世帯数と人口
2017年(平成29年)11月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
| 丁目 | 世帯数 | 人口 | 
|---|---|---|
| 八木が谷一丁目 | 826世帯 | 1,825人 | 
| 八木が谷二丁目 | 699世帯 | 1,635人 | 
| 八木が谷三丁目 | 513世帯 | 1,158人 | 
| 八木が谷四丁目 | 210世帯 | 569人 | 
| 八木が谷五丁目 | 38世帯 | 112人 | 
| 計 | 2,286世帯 | 5,299人 | 
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
| 丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 | 
|---|---|---|---|
| 八木が谷一丁目 | 全域 | 船橋市立八木が谷小学校 | 船橋市立八木が谷中学校 | 
| 八木が谷二丁目 | 1~13番 14番5号以降 15番1~12号 16~25番 26番1~13号 27~44番  | 
    ||
| 14番1~4号 15番13~23号 26番14~18号 45番  |  
     船橋市立八木が谷北小学校 | ||
| 八木が谷三丁目 | 1番~26番10号 30~36番  | 
    ||
| 26番11号~29番 | 船橋市立八木が谷小学校 | ||
| 八木が谷四丁目 | 全域 | 船橋市立八木が谷北小学校 | |
| 八木が谷五丁目 | 全域 | 
施設
- 船橋市立八木が谷小学校(2丁目)
 - 船橋市立八木が谷中学校(2丁目)
 - 船橋市立八木が谷北小学校(4丁目)
 - 学校法人岩浅学園 八木ヶ谷幼稚園(2丁目)
 - 八木が谷公民館(2丁目)
 - 八木が谷県営住宅
 - 八木が谷第二県営住宅(4丁目)
 - 八木が谷公園(ピーターパン公園)
 - 八木が谷第一号公園
 - 八木が谷南緑地(1丁目)
 
八木が谷町
八木が谷町(やきがやちょう)は、昭和56年(1981年)の当地区の住居表示実施の際、対象外となった地区で、八木が谷地域の東部に位置する。3か所に分かれて飛地状に残存する。郵便番号は274-0803[4]。
隣接地名
- 八木が谷5丁目
 - 大神保町
 - 神保町
 - みやぎ台4丁目
 - 三咲町
 
世帯数と人口
2017年(平成29年)11月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
| 町丁 | 世帯数 | 人口 | 
|---|---|---|
| 八木が谷町 | 30世帯 | 73人 | 
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
| 番地 | 小学校 | 中学校 | 
|---|---|---|
| 1~13番地 56番地 62番地以降  |  
     船橋市立八木が谷北小学校 | 船橋市立八木が谷中学校 | 
| 21・22番地 35番地  |  
     船橋市立八木が谷小学校 | 
施設
特筆すべき施設はない。
その他
参考文献
- 「ふるさとの地名」船橋市の地名を探る(船橋市史談会)
 
脚注
固有名詞の分類
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