儀式・文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 04:03 UTC 版)
召喚の儀(しょうかんのぎ) フロニャルドで国を治める王や領主にのみ許された、異世界から勇者を召喚する儀式。 ビスコッティ周辺では勇者を元の世界に送り返す方法はないとされていたが、遠方の異国においては帰還した伝聞があり、後に「送還の儀」の発見により召喚勇者の送還が可能となる。 送還の儀(そうかんのぎ) リコッタが見つけた、召喚勇者を元の世界へ帰還させる儀式。 「儀式は召喚主が行う」「儀式は勇者を召喚後16日以内に行う」「勇者は品物だけでなく経験・記憶なども含めフロニャルドで得たものを元の世界に持ち帰ることはできない」「送還した勇者を再びフロニャルドに召喚することはできない」という4つの条件がある。 シンクを送還後、この儀式が勇者とフロニャルドとの関係を断ち切る方法であり、次の条件を満たすことで再召喚可能な「一時帰還」に変更できることが判明する。その条件とは、「1、送還から再召喚までは91日以上空ける」「2、召喚主以外の3名以上に、“また来る”という誓約とともに勇者が身につけていた物(内容は問わないが、勇者が自身の居た世界から持ち込んだ物の方が良い)を預けておく」「3、召喚主に対しては、勇者と召喚主の名前が書かれた約束の書と誓約の品を渡しておく」という3つで、フロニャルドでの記憶を甦らせることも可能となる。 これら再召喚の条件はシンクの送還後に判明したが、シンクが偶然にも3つの条件のうち、送還前に果たしておくべき2と3の条件を満たしていたために再召喚が可能となった。 フロニャルド語/フロニャ文字(ふろにゃるどご/ふろにゃもじ) フロニャルドで用いられている言語。異世界から来た勇者はフロニャルドの人々と会話での意思疎通はできるものの、通常フロニャ文字を読むことはできず、フロニャルドの人々も異世界の文字は読めないためお互いに学ぶ必要がある。シンクは送還の儀で元の世界に戻るまでにフロニャ文字を読み書きできるようになっており、ミルヒオーレはシンクとの勉強会を通して平仮名とアルファベットをすべて書けるようになっている。 フロニャ文字には五十音分の文字が細かく設定されており、作中の書き文字が解読できるようになっている。第2期13話では、地球に帰還したレベッカがクーベルに宛てて書いた手紙の傍らに、五十音とフロニャ文字との対応表が確認できる。 輝暦(きれき) フロニャルドの暦。
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