儀式・祭礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 01:31 UTC 版)
即位式 王の即位を国の内外に知らせるための盛大な儀式。国府の正殿で執り行われ、国内外から賓客が招かれ、正殿前の広場には大勢の民が見物に訪れる。 王が選定されると、里祠に飛龍を描いた龍旗が揚がる。正式に登極すると黒地に力強く飛翔する昇龍、昇る日月星辰が描れた王旗が揚がる。即位式の日には途のあちこち建物の角々に王宮に吉事あることを示す幡が掲げられる。この幡には黒地に黄色で世界の開闢の際、天帝が王に与えたと言う伝説の桃の枝が描かれている。 王がかぶる冠は王が変わる度に新たに作られる。 国鎮めの儀式 王が即位してすぐに行われる儀式。これを行うと妖魔が出なくなるといわれている。 郊祀 王の祭礼のうち、最も要となる、冬至の祭礼。王が自ら郊外へ赴き、天を祀って国の鎮護を願う。
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