俸給等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 20:38 UTC 版)
基本的に階級に応じた訓練手当と即応予備自衛官手当の2種類が支給される。即応予備自衛官手当は月額16,000円(毎3ヶ月ごと2月、5月、8月、11月に支給)、訓練招集手当は日額14,200円(2尉)~10,400円(1士)(毎訓練後に支給)。1任期(3年)良好な成績で勤務すると勤続報奨金として120,000円が支給される。条件等によるが、訓練に出頭出来なかった月は後者は支給されない。また出頭先と居住地に一定以上の距離がある者は別途に定められた交通費も支給される。 なお、基本的に防衛出動・災害派遣等で招集がかかった際、出頭時から任務終了までの間当該の階級及び指定号俸に応じた俸給が支給される。出頭時から1ヶ月は通常の俸給額が支給、1ヶ月に満たない部分は日割りにて給与が支給される。指定号俸に関しては現職を退官時の階級による号俸を基準とし、即応予備自衛官として登録後の勤務状況や登録年数・即応予備自衛官として登録後の昇任時における号俸に関してはそれぞれ勤務状況等を考慮した号俸が支給される。例えば3任期満了による陸士長から特別昇任した即応予備3等陸曹の場合は5号俸の支給、予備自衛官等として登録し即応予備自衛官として採用され、一定期間の招集訓練への参加・勤務状況良好での昇任となり陸士長から3曹に昇任した者は士長の在任期間や自衛官に採用される前職までの経歴等を考慮し4号俸から8号俸として俸給が指定される。
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