信頼できる公正・透明な取引の枠組み・ルールの整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 07:51 UTC 版)
「金融ビッグバン」の記事における「信頼できる公正・透明な取引の枠組み・ルールの整備」の解説
連結ベースのディスクロージャーの整備 証券取引法の公正取引ルールの整備拡充など 金融機関等のディスクロージャー制度の見直し金融機関に対して、財務諸表・不良債権等の店頭掲示を義務付け 投資者保護基金の創設等寄託証券補償基金が改組され日本投資者保護基金が設立。証券会社の加入が義務付けられた。 保険契約者保護機構の創設等損害保険契約者保護機構・生命保険契約者保護機構が設立された。 2000年代に入ると銀行・証券会社等金融機関での生命保険・損害保険・個人年金保険の募集業や、個人型確定拠出年金制度が登場。また、2002年3月にあさひ銀行が大和銀ホールディングス入りしたことによる都市銀行全行のグループ化(メガバンク化)により、「第一次金融ビッグバン」は終焉することとなる。 2003年以降、証券仲介業の創設、および、その制度により、銀行やコンビニエンスストアなどで株式注文業務などが行われるようになる他、銀行法改正によって他銀行の代理店業も解禁された。その例として、千葉市のアリオ蘇我店内にあるセブン銀行窓口で千葉銀行の取次業務を行っている他、郵政民営化によって発足した郵便局株式会社が、ゆうちょ銀行の代理店業者となって、民営化以前と同様に銀行業務を行っていることなどがあげられる。
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