侵略の定義に関する決議
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侵略の定義に関する決議(しんりゃくのていぎにかんするけつぎ、国連総会決議3314、英語:United Nations General Assembly Resolution 3314 on the Definition of Aggression)は、1974年12月14日に国際連合総会の第29回総会で採択された侵略の定義に関する決議。略称は、UNGA Res.3314。
- ^ “侵略の定義に関する決議 (html)”. ミネソタ大学人権図書館. 2013年4月25日閲覧。
- ^ “【資料】(英文)ICC締約国会議カンパラ再検討会合に関するPGAの総括 (html)”. Parliamentarians for Global Action (2012年6月20日). 2013年4月25日閲覧。
- ^ “Statement of Government of Japan Delivered by Special」 Envoy of the Government of Japan, H. E. Mr. Ichiro Komatsu before Adoption of the Resolution of an Amendment to the Statute in the Review Conference of the Rome Statute of the International Criminal Court (ICC) (11 June 2010, Kampala)(小松政府代表による投票理由説明その1) (pdf)”. 外務省国際法局 (2010年6月11日). 2012年5月14日閲覧。
- 1 侵略の定義に関する決議とは
- 2 侵略の定義に関する決議の概要
- 3 外部リンク
侵略の定義に関する決議
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詳細は「侵略の定義に関する決議」を参照 第二次世界大戦後、国際連合が発足した。朝鮮戦争に関する討議が行われている最中の1950年11月3日、ソビエト連邦代表は侵略の用件を列挙する形で侵略の定義の決議案を提出した。しかし列挙方式か、一般的抽象表現で行うかについて争いがあり、いずれの提案も成立しなかった。その後たびたび侵略の定義に関する特別委員会が設置されて討議が行われたが、結論が出たのは24年後の1974年になってからであり、12月14日に国際連合総会決議3314が成立した。 しかしこの総会決議による定義は各国に対する拘束力はなく、現在もある国家実行を侵略と認定するのは国際連合安全保障理事会に委ねられている。国連総会で侵略の定義についての一応の合意があったことは事実ではあるが、依然としてその解釈や有効性については争いがある。
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