使用方法と効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 01:27 UTC 版)
2C-Iの使用者は主に、これを経口摂取する。経鼻摂取(スニッフィングとも言う)、粘膜摂取、筋肉注射、静脈注射をする者もいるが、2C-T-7で、経鼻摂取でオーバードース(薬の過剰摂取)し、死亡した人がいるという情報があるため、経鼻摂取は、基本的に好まれない。経口摂取時は10から25ミリグラムほどが適量な摂取量といわれている。他の経口摂取をする薬物と同様に、空腹時に摂取をすると吸収効率が良い。 摂取から30分から1時間ほどで効果が現れ始め、5から10時間ほど持続する。まず最初に腹痛を訴えるものも多いが、これは1時間ほどで大抵の場合収まる。効果は五感の歪みを感じ、精神的な幻覚作用もある。また場合により多幸感もある。瞳孔拡散も起こるので、幻覚効果と相まって色や光彩の変化も起こる。多量摂取時には、多汗や動悸を訴えたり、パニックを起こす者もいる。 誰も2C-Iの危険性に関する研究を行っていないため、2C-Iの危険性がどの程度あるかは分かっていない。ただ、甲状腺機能亢進症になった、視力の低下が起こった、自律神経失調症になった、などの報告がある。
※この「使用方法と効果」の解説は、「2C-I」の解説の一部です。
「使用方法と効果」を含む「2C-I」の記事については、「2C-I」の概要を参照ください。
- 使用方法と効果のページへのリンク