こう‐さい〔クワウ‐〕【光彩】
光彩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/17 04:59 UTC 版)

光彩は、バラの園芸品種の1つ。1987年に日本で、鈴木省三によって作出された[1][2]。日本で作出されたバラの中で、初めて全米バラ選 (AARS) に選出された品種である[1][3]。
ハイブリッド・ティー (HT) 系で四季咲き・横張りまたは半横張り性の赤バラ[1][2]。母をドゥフトボルケ、父をかがやきにして交配された[3]。樹高は1.1m、株張りは70cmとHT系にしては背が低い[2]。半剣弁高芯咲きで、花径は12-13cm、花弁数は30-50枚[2][3]。花色は緋色で、弁底は黄色がかり、裏側は黄色の紅色のぼかしが入る[2][3]。花付き、花もちは良い[3][4]。耐寒性・耐暑性・耐病性に優れる[1]。うどん粉病には強い[2]。黒点病に耐病性があるとの評価もある[5]。発行時期が古いが、耐病性がもっとも優れるとまで書いた本もあった[4]。アメリカ合衆国内ではミカド (Mikado) の名前で流通している[1][5][注 1]。1988年に、「とぼね」とともにAARSに選出された[1][2]。AARSに選出されたことは、日本作出のバラが世界的にも認められるようになった点で大きく貢献した[7]。鉢植え栽培用として人気が高かった品種である[4]。
脚注
注
出典
- ^ a b c d e f 村上敏『モダンローズ』2017年3月11日、117頁。ISBN 978-4416-61698-7。
- ^ a b c d e f g NHK出版 編『別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科 選ぶ、育てる、咲かせる』日本放送出版協会、2006年4月20日、198頁。 ISBN 978-4-14-645776-8。
- ^ a b c d e 鈴木省三『ばら花図譜 国際版』小学館、1996年4月1日、97頁。 ISBN 4-09-305502-5。
- ^ a b c 日本ばら会『はじめてのバラづくり』成美堂出版、2002年8月20日、20頁。 ISBN 4-415-00798-8。
- ^ a b 入谷伸一郎『色分け花図鑑 バラ』学習研究社、2008年4月14日、96頁。 ISBN 978-4-05-403556-0。
- ^ 寺西菊雄・前野義博・村田晴夫・小山内健 編『四季咲き木立ちバラ図鑑728』講談社、2006年3月20日、182頁。 ISBN 4-06212945-0。
- ^ 入谷『色分け花図鑑 バラ』p.94.
光・彩
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種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
市場情報 | |
本社所在地 | ![]() 〒400-0194 山梨県甲斐市龍地3049番地 |
設立 | 1967年4月1日 |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 8090001004562 |
事業内容 | 金属、装身具の製造、加工、輸出入及び販売 宝石類の加工、輸出入及び販売 |
代表者 | 代表取締役社長 深沢栄二 |
資本金 | 6億215万円 |
売上高 | 39億30百万円 (2025/1月期) |
営業利益 | 1億49百万円 (2025/1月期) |
純資産 | 14億55百万円 (2025/1月期) |
総資産 | 30億05百万円 (2025/1月期) |
従業員数 | 28人(2017年1月) |
決算期 | 1月31日 |
主要株主 | 株式会社エスティオ 51.44% (2017年1月) |
外部リンク | https://www.kohsai-qq.co.jp/ |
株式会社光・彩(こうさい、英: Kohsai Co.,Ltd.[2])は、山梨県甲斐市に本社を置く貴金属の製造・販売を行う企業である。
沿革
- 1955年10月 - 深沢貴金属製作所創業。
- 1966年4月 - 光彩工芸に社名変更。
- 1967年4月 - 株式会社光彩工芸設立。
- 1990年6月 - 現在地に本社移転。
- 1995年10月 - 株式を店頭公開(現在のジャスダック)。
- 2017年8月 - 株式会社光・彩に商号変更。
- 2024年5月 - 名古屋証券取引所メイン市場に上場[3]。
脚注
- ^ 私たちについて - 株式会社光・彩
- ^ 株式会社光・彩 定款 第1章第1条
- ^ 名古屋証券取引所メイン市場への重複上場承認に関するお知らせ光・彩 2024年5月23日
関連項目
- 地域経済総合研究所 - 2008年度に同研究所より「ちいき経済賞」を受賞。
外部リンク
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