作画担当者交代
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「ポケットモンスターSPECIAL」の記事における「作画担当者交代」の解説
第3章(金・銀・クリスタル編)連載途中の2000年後半、作画担当の真斗が体調を崩し休載が増加。最終的に本人の申し出により降板となり、物語上ではそれまでの主人公であるゴールドとシルバーが「行方不明」という形で一旦退場となった。代理原稿として『小学六年生』2月号では10ページの特集記事が、『小学四年生』・『小学五年生』・『小学六年生』の3月号にはお詫びを知らせる1ページの記事が掲載された。編集部の間では心機一転の意もあって、日下と新しい作画担当者の手で「本作とは別の新しいポケモン漫画」を連載する案もあったが、日下の強い希望により「SPECIALのつづき」を連載することになった。 新しい作画担当者は3組の候補から選考の末、2000年末に山本サトシに決定し、2001年度より新キャラクターのクリスタルへ主人公を交代した『クリスタル編』の連載が開始。連載が軌道にのるにつれて、徐々に2000年度までの『金・銀編』の内容や布石に合流させていき、最終的に『金・銀・クリスタル編』という一貫したストーリーになった。 この影響もあって、第3章の単行本化は7巻(第2章完結分)発売から1年以上経過した後に8・9・10巻同時発売という形で開始され、山本担当分は10巻からの収録とすることで区切りがつけられた。なお、作画交代の直後はクリスタル以外の当時の図鑑所有者の素顔が見えないように描かれていた。 山本担当後も、回想シーンで真斗が担当していた時代のシーンが載ることもある。
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