余波と対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:09 UTC 版)
「2021年11月北アメリカ太平洋岸北西部水害」の記事における「余波と対応」の解説
11月16日の記者会見で、ブリティッシュコロンビア州交通インフラ大臣(英語版)ロブ・フレミング(英語版)は、この暴風雨を「前代未聞」とし、「今世紀最悪の豪雨だ」と述べた。 11月17日、ブリティッシュコロンビア州の災害対応を支援するため、第一陣としてカナダ軍兵士120人がエドモントン基地(英語版)から派遣された。その後、4日間にわたり、合わせて500人以上の隊員がブリティッシュコロンビア州に派遣された。うち、空軍隊員30人がヴァルカルティエ基地(英語版)からアボッツフォードに派遣され、地上部隊200人以上と重機27台がエドモントン基地(英語版)からバーノン(英語版)に派遣された。 また、ファースト・ネーションを代表するグループが、ブリティッシュコロンビア州政府(英語版)に対し、被害を受けた人々に支援が届きやすくなるよう、水害に対する州非常事態宣言を発令するよう求めた。その後、ブリティッシュコロンビア州首相ジョン・ホーガン(英語版)は、同日中に州非常事態宣言を発令し、すでに打撃を受けていたサプライチェーンを保護するため、移動制限を行うことを発表した。 ブリティッシュコロンビア州南西部では、メトロバンクーバー地域の買い占めの広がりを受けて、11月19日にガソリンの供給を制限する追加制限が行われた。この制限は、少なくとも12月1日まで行われることが予想され、購入量は1回あたり最大30リットルに制限された。 ワシントン州知事ジェイ・インスレーは、11月15日、ワシントン州西部14郡を対象とする非常事態宣言を発令した。
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