体感してみる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 05:40 UTC 版)
各大学図書館の外部利用という形で利用することができる。ここでは、筑波大学のTulipsを例に挙げる。トップページの「蔵書検索」窓から検索する。検索結果がリスト化されるのでどれかをクリックすると、詳細な書誌情報の画面が表示される。下の方に「この資料への関連情報」として「Tulips Linker(SFXへのリンク)」が表示される。これをクリックすると、リンクリゾルバの中間窓なるものが新しいウィンドウとして生成される。この中間窓からは、フルテキスト(1次情報)へのリンクの有無、またそれ以外にも筑波大学やNDLのOPACやAmazon.comでの検索、ILLの申し込み、RefWorksへの書誌事項インポートを選択することができる。フルテキストが存在し利用できる場合は、そちらを利用することができる(ただし蔵書検索の場合、図書、雑誌、紀要等が検索結果となるので、フルテキストへのリンクが生成されることはほぼないだろう)。できない場合、他の図書館での所蔵を調べたり、ILLへの申し込み、論文管理システムへの登録などをすることができる。 SCOPUSやWeb of Scienceなどのリンクリゾルバに対応した有料サービスが利用できる環境があればリンクリゾルバの恩恵に与ることができるが、無料のGoogle Scholarなどでも体感することができる。Scholar設定の画面で図書館リンクという項目がある。とりあえず「USACO」と入力し「図書館を探す」をクリックすると、「USACO - Full Text @ ユサコ」というチェックボックスが出現するので、それを選択し、画面一番右下の「保存」をクリックする。保存するとGoogle Scholarのトップページに戻るので、何かキーワードをいれて検索すると、検索結果のところに「Find It @ ユサコ」という表示が現れたレコードがあるはずである。それをクリックすると、さきほどの筑波大学のTulipsの例と同じようにSFXの中間窓が生成される。 なお、SFXの具体的な操作方法はTulips Tutorialに詳しい。
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