体性感覚系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/06 04:31 UTC 版)
体性感覚系では、受容野は皮膚あるいは器官の一領域である。機械受容器のなかには大きな受容野を持つものもあり、小さな受容野を持つものもある。 大きな受容野は、広範な範囲における変化の検出を可能にするが、知覚における空間的精度は低下する。したがって、指先のように詳細な構造の検出能力が必要な部位では、小さな受容野を持つ機械受容器が密集している。その一方で、背中や足などでは、受容器の数は少なくなり、受容野は大きくなる。大きな受容野を持つ受容器は、"hot spot" つまり受容野の一部(通常は中央で、受容器の直上)に、刺激が最も強い応答を生じる領域を持つ。
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