住吉神社_(壱岐市)とは? わかりやすく解説

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住吉神社 (壱岐市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/29 04:17 UTC 版)

住吉神社

拝殿
所在地 長崎県壱岐市芦辺町住吉東触470
位置 北緯33度47分18.5秒 東経129度42分23.2秒 / 北緯33.788472度 東経129.706444度 / 33.788472; 129.706444座標: 北緯33度47分18.5秒 東経129度42分23.2秒 / 北緯33.788472度 東経129.706444度 / 33.788472; 129.706444
主祭神 底筒男命
中筒男命
表筒男命
社格 式内社名神大
国幣中社
別表神社
創建 (伝)神功皇后摂政年間
本殿の様式 三間社流造銅板葺
札所等 壱岐七社
例祭 11月9日
主な神事 軍越(いくさごえ)神事(1月17日・5月28日・10月27日)
地図
住吉神社
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住吉神社(すみよしじんじゃ)は、長崎県壱岐市芦辺町住吉東触にある神社式内社名神大社)、旧社格国幣中社で、現在は神社本庁別表神社

祭神

底筒男命・中筒男命・表筒男命を主祭神とし、「住吉大神」と総称する。八千戈神を相殿に祀る。

歴史

社伝によれば、住吉大神の守護によって三韓征伐を為し遂げた神功皇后が、その帰途現在の壱岐市郷ノ浦町大浦触に上陸して三神を祀ったのに始まるという(これを以て「日本初の住吉神社」を称している)。その後、神託により現在地に遷座した。『延喜式神名帳』では名神大社に列した。その他にも長崎県下筆頭神社を名乗っている。

明治4年(1871年)5月に国幣中社に列格した。

例祭

  • 例大祭 - 11月9日

文化財

長崎県指定文化財

  • 有形文化財
    • 絹本着色高野四社明神像(絵画) - 室町時代中期以降の作。明治27年(1894年)大阪在住の芦辺町出身者から寄進。昭和50年(1975年)3月4日指定[1][2]

壱岐市指定文化財

  • 有形文化財
    • 住吉神社の神鏡 17面(工芸品) - 明治4年(1871年)に住吉神社境内の神池から発見された鏡。内訳は大陸系鏡12面、和鏡系5面。昭和51年(1976年)1月1日指定[1][3]
    • 御幸船(工芸品) - 住吉神社例祭の舟祭神事で使用される船。昭和8年(1933年)の新造[4]
  • 天然記念物
    • 参道から見た拝殿
      拝殿前の「夫婦楠」
      住吉神社のクスノキ 2本 - 昭和51年(1976年)1月1日指定[1][5]

脚注

  1. ^ a b c 境内説明板。
  2. ^ 『壱岐市の文化財』 長崎県壱岐市教育委員会、2017年、p. 20。
  3. ^ 『壱岐市の文化財』 長崎県壱岐市教育委員会、2017年、p. 90。
  4. ^ 『壱岐市の文化財』 長崎県壱岐市教育委員会、2017年、p. 98。
  5. ^ 『壱岐市の文化財』 長崎県壱岐市教育委員会、2017年、p. 196。

関連図書

  • 白井永二・土岐昌訓編集『神社辞典』東京堂出版、1979年、190頁

外部リンク

  • 住吉神社 - 國學院大學21世紀COEプログラム「神道・神社史料集成」



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