伊吹光輝【イブキコウキ】(草花類)
登録番号 | 第6273号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 18日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 伊吹光輝 よみ:イブキコウキ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 3月 19日 | |
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地、愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「夏緑」に「松本城」を交配して育成されたものであり,花は明緑黄色のやや大輪で,一輪仕立ての切り花向き品種である。 草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は中である。茎の太さは6.0~7.9㎜,色は緑,強さは強,縦じわは中,稲妻型屈曲は無,節間長は10~19㎜である。葉身長は50~74㎜,葉幅は25~49㎜,基部の形は平,先端部分の形は尖,一次欠刻は0.10~ 0.29,二次欠刻の程度は中,欠刻底部の形は中間,葉裂片縁部の重なりは重なる,表面の色は濃緑,裏面の色は緑,光沢度及び厚さは中,葉身の巻き方は下巻き,たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,形は2深裂する,大きさは中である。つぼみの形は甲高,花の大きさは110~149㎜,舌状花の重ねは5列以上で露芯しない,舌状花数は400~599である。管状花数は100~199,分布は集中,全長は7.0~7.9㎜である。花弁の形は管弁1,先端の形は歯状,外花弁及び内花弁の反り方は内曲,花弁の長さは50~69㎜,幅は5.0~9.9㎜,外花弁の表面及び裏面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705),外花弁の角度は上向き,花の中心部の色は外弁と同色である。花たくの形は平らなドーム状,総ほうの大きさは30~39㎜,総ほう部から花頂部までの高さは20~29㎜,花首の長さは30~39㎜,季咲きの開花期は秋で,育成地(愛知県稲沢市)における自然開花期は9月下旬である。 「国章」と比較して,葉の基部の形が平であること,葉の先端部分の形が尖ること,葉身の巻き方が下巻きであること,舌状花数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に出願者のほ場(愛知県稲沢市)において,「夏緑」に「松本城」を交配して得られた実生の中から選抜,以後,特性の調査を継続し,5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「伊吹の光」であった。 |
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