伊勢市立図書館(1955-2005)
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「伊勢市立図書館」の記事における「伊勢市立図書館(1955-2005)」の解説
1955年(昭和30年)1月、市名改称に伴い伊勢市立図書館と改称した。1961年(昭和36年)時点の図書館の面積は140坪(≒462.81m2)、職員数は4人、年間増加冊数は956冊でいずれも図書館法が定める最低基準を下回っていたが、当時の三重県内の公立図書館でこの基準を満たしていたのは四日市市立図書館だけであり、伊勢市立図書館に限ったことではなかった。この頃、伊勢市立図書館は巡回文庫を開始して30か所に配本し、市民の間でも読書グループを立ち上げるなど活発な活動を行った。しかし統計上は1965年(昭和40年)の閲覧者数は15,909人で、1960年(昭和35年)の28,635人を大きく下回ってしまった。 1973年(昭和48年)11月、伊勢市は岡本三丁目の民間施設を購入し、そこへ図書館は移転した。さらに1992年(平成4年)10月1日、八日市場町に新築された図書館へ移転する。同館は1991年(平成3年)5月16日に堀崎組の施工により着工し、1992年(平成4年)3月25日に8億9919万円をかけた工事が完了した。新館移転と同時にコンピュータ導入を行った。翌1993年(平成5年)7月、伊勢市図書館協議会が発足する。1998年(平成10年)4月、伊勢市生涯学習センター(いせトピア)など計3か所に図書館分室を開設、以降順次分室を増やしていった。
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