他の神との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 09:54 UTC 版)
クトゥルフ神話には神々の系譜がある[要出典]。ラヴクラフトが友人に宛てた手紙で冗談めかして語っている[要検証 – ノート][要ページ番号]。 ラヴクラフトの系譜によると、アザトースが3つの存在「ナイアーラトテップ」「無名の霧(Nameless Mist)」「闇」を生み出し、無名の霧からヨグ=ソトースは生まれたとされる。ヨグ=ソトースは雄性・男性神格である。また闇からはシュブ=ニグラス(雌性)が生まれており、クトゥルフなど旧支配者の多くが、ヨグ=ソトースとシュブ=ニグラスの子孫にあたる[要出典]。ユーノーに浮気を知られたときのユーピテルのように、ヨグ=ソトースも気まずい思いをするときがあるに違いないとラヴクラフトは1936年9月23日付のコノヴァー宛書簡で述べている。 リン・カーターの系譜によれば、ラヴクラフト同様にアザトースの子だが、兄弟的存在が異なる[要出典]。続いてヨグ=ソトースの異母子達がクトゥルフ、ハスター、ヴルトゥーム、ツァトゥグァ[要ページ番号]。 後続作者らは神々の系譜を設定変更しているが、邪神達の祖を遡ればヨグ=ソトースに行きつくという設定は大枠で共通しており、ヨグ=ソトースが父なる男神ということは一貫している。ヨグ=ソトースは時空を超えた超越神として言及されているが、また一方では実体があり、子孫にあたる存在が多数いる。[要出典] オーガスト・ダーレスは、『永劫の探究』の第4・5部において、シュリュズベリイ博士のセリフに仮託して、ヨグ=ソトースを最強の旧支配者と呼んだ。ヨグ=ソトースは四大霊では大地の神に分類される[要ページ番号]。四大霊と大地の神ヨグ=ソトースを広めたのはレイニー/ダーレス/カーターの3人であるが、カーターは最終的にヨグ=ソトースなどを、かつて地の精とされたのは誤りであり四大霊を超えた第五元アイテールであると訂正している。 ブライアン・ラムレイの系譜では、邪神の王クトゥルフに次いで強大な邪神とされる。クトゥルフとヨグ=ソトースに対応する旧神として、クタニドとヤード=サダジがいる。ヤード=サダジの姿は、黄金色に輝く球体の集積物として描写される[要出典]。
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