今昔マップ
(今昔マップ_on_the_web から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/17 02:23 UTC 版)
今昔マップ(こんじゃくマップ)は、旧版地形図(国土地理院発行)の閲覧が可能なサービスで[1]、特定地域の複数年代の地形図を比較参照できる[2]。地理学者の谷謙二により開発された[1]。Web版の「今昔マップ on the web」と、Windows版ソフトの「今昔マップ3」がある。
注釈
- ^ 例えば、中学校・高等学校での地理教育で地形図読図が取り扱われている。
- ^ 国土地理院へ謄本交付申請を行うか、高価な地図集を購入するか、図書館に出向いて閲覧するしかなかった。
- ^ “Vector: 今昔マップ2 - 新着ソフトレビュー” (2009年3月10日). 2020年7月1日閲覧。
- ^ “窓の杜 - 【REVIEW】時代とともに移り変わる地形の変化を地図で確認できる「今昔マップ2」” (2009年4月2日). 2020年7月1日閲覧。
出典
- ^ a b 野間ほか 2017, p. 157.
- ^ 谷 2006, p. 43.
- ^ a b “時系列地形図閲覧ソフト「今昔マップ3」ダウンロード”. 2020年7月1日閲覧。
- ^ 谷 2009, pp. 135–136.
- ^ a b c d 谷 2017, p. 1.
- ^ 谷 2018, p. 328.
- ^ 谷 2009, p. 143.
- ^ a b 谷 2019, p. 32.
- ^ a b 谷 2017, p. 5.
- ^ “今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷謙二(人文地理学研究室)”. 2020年7月1日閲覧。
- ^ 安倉 2019, p. 41.
- ^ 安倉 2019, pp. 41–42.
- ^ 「相次ぐ台風 “土地”サイトに注目集まる」『NHKニュース』、2019年10月23日。2020年7月1日閲覧。
- ^ 「朝デジジャーナル スマホ片手に100年前を散歩」『朝日新聞』、2013年12月28日、37面。
- ^ 谷 2017, p. 6.
- ^ 谷 2017, pp. 8–9.
- 1 今昔マップとは
- 2 今昔マップの概要
- 3 参考文献
- 4 外部リンク
今昔マップ on the web
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 14:30 UTC 版)
「今昔マップ」の記事における「今昔マップ on the web」の解説
今昔マップ on the webは、WebGISの1つであり、ウェブブラウザ上で旧版地形図の閲覧が可能である。パソコンに限らず、スマートフォンからでも利用できる。 2013年に開発・公開が行われ、その後も更新が進められている。2019年に日本国内の全ての都道府県庁所在地が収録対象地域になった。 大学での授業で地形図や空中写真を扱う際にも有用である。長所として、安倉良二は、インターネットの接続環境があれば容易に利用できること、利用者自身で画面表示の拡大縮小や移動が可能なこと、画面を分割して複数の地形図や空中写真を同時表示できること、画面分割機能と組み合わせてGoogle マップなど一般的なWeb地図とも同時表示が可能なことを指摘している。 各地域の土地の変遷の把握、防災情報の調査や、郷土学習でも利用できるほか、歴史愛好者や鉄道ファンの人が趣味で利用することもある。
※この「今昔マップ on the web」の解説は、「今昔マップ」の解説の一部です。
「今昔マップ on the web」を含む「今昔マップ」の記事については、「今昔マップ」の概要を参照ください。
- 今昔マップ_on_the_webのページへのリンク