人形浄瑠璃文楽人形
名称: | 人形浄瑠璃文楽人形 |
ふりがな: | にんぎょうじょうるりぶんらくにんぎょう |
芸能工芸区分: | 芸能 |
種別: | 文楽 |
認定区分: | 各個認定 |
指定年月日: | 1977.04.25(昭和52.04.25) |
解除年月日: | |
指定要件: | |
備考: | |
解説文: | わが国の人形浄瑠璃はその歴史においても芸術においても独特のものがあり、その最も洗練され完成されたものが人形浄瑠璃文楽である。その発生は慶長以前にさかのぼるが演劇的な形態をほぼ整えたのは寛永の頃で、その後洗練を重ね、今日にいたっている。浄瑠璃、三味線が物語の進行、起伏、登場者の心理の葛藤を描くのに対し、人形はそれらを視覚化するものであり、浄瑠璃、三味線、人形の三位一体の構成により演ぜられる総合芸術である。 人形浄瑠璃文楽の人形は、一つの人形を主【おも】遣い、左遣い、足遣いの三人で遣うという世界の人形芝居にその比を見ない繊細巧緻なもので、高度の芸術的価値をもつとともに、その演技・演出の様式等わが国演劇史上に遺した足跡は大きく、芸能史的にも高度の価値がある。 |
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