京広特快列車
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1956年12月に行われたダイヤ改正で、武昌北駅(現:徐家棚駅)~広州駅(現:大沙頭駅(中国語版))を結ぶ29/30次旅客直達快車(直快列車)が、粤漢線経由で運行を開始した。1957年10月、武漢長江大橋が開通したことにより、京漢線と粤漢線が接続され、京広線となった。そのため、1958年5月21日より29/30次列車は北京まで延長され、京広線を全線走破した。1959年に大規模なダイヤ改正が行われ、29/30次列車は列車番号を23/24次列車に改めた。1964年から1968年までの4年間、23/24次列車は運行区間が短縮され、鄭州~広州間の運行となり、列車番号も81/82次に変更された。 1969年のダイヤ改正で、81/82次直快列車は再び北京まで運行されることになり、列車番号も47/48次に改められた。1981年のダイヤ改正で、47/48次直快列車は特快列車(中国語版)に格上げされ、乗務員の担当も北京鉄路局の担当となった。1980年代当時、47/48次列車は15/16次列車(現:Z35/36次列車(中国語版))とともに京広線の花形列車として運行された。1990年、47/48次列車の車輛は25A系客車(中国語版)に置き換えられ、後に25G系客車(中国語版)に更新された。1995年、47次列車の北京駅~広州駅間所要時間は33時間31分、48次列車の広州~北京間所要時間は33時間43分で、ともに始発駅を夜間に出発し、3日目の朝に目的地に到着していた。翌1996年1月21日、47/48次列車は始発駅を北京西駅に変更し、出発時間が7分早まった。
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