交番と創作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 23:39 UTC 版)
交番を舞台にした創作物としては、秋本治のギャグ漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(連載期間:1976年〈昭和51年〉- 2016年〈平成28年〉)が最もよく知られており、「こち亀」の愛称とともに一世を風靡した。 この漫画では「亀有公園前派出所」という名の、実在しない派出所を主要な舞台としているが、右に画像で示した警視庁亀有警察署亀有駅北口交番(所在地:東京都葛飾区亀有5-34-1)は、モデルとなった派出所(交番)である。 漫画が連載されていた、昭和後期および平成の派出所(交番)として、至って平凡で典型的な形態を持っており、日本独特の「白チャリ」こと警邏用自転車(ママチャリ〈婦人用シティサイクル〉型)や、指名手配犯の情報を告知する掲示板、交通事故件数等を告知する照明看板様の掲示板、パトロール中であることを示すバナーなど、右の画像にはそれらが全て写り込んでいる。 なお、笹本稜平の推理小説シリーズ『駐在刑事』(2006年〈平成18年〉初出)は、駐在所を舞台としていて、交番ではない。
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