交差耐性とは? わかりやすく解説

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交差耐性

Cross resistance

【概要】 交叉耐性とも書く。ある対し耐性をもった場合他の構造似たにも耐性になってしまうことがある化学構造がよく似ているほど起こりやすい。抗ウイルス剤でも、抗生物質でも、抗癌剤でも同じこと。従って併用療法は交差耐性がない組み合わせるのが常識である。 

【詳しく】 抗HIV薬では核酸系逆転写酵素阻害剤非核酸系逆転写酵素阻害剤プロテアーゼ阻害剤仲間内発生しやすい組合わせがある。例え逆転写酵素184番目のアミノ酸であるメチオニンがバリンに入れ替わると、3TCに耐性になる。この3TC耐性HIVはFTCにも効かないこのような場合「交差耐性ができた」という。

《参照》 耐性逆転写酵素阻害剤プロテアーゼ阻害剤


交差耐性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/24 08:20 UTC 版)

交叉耐性(こうさたいせい)とは、ある生物が1種類の薬剤に対して耐性を獲得すると同時に別の種類の薬剤に対する耐性も獲得することをいう。一般に化学構造作用機序が類似している薬剤間で生じる。交叉耐性とも呼ばれる。




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