二天童子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 16:59 UTC 版)
「魍魎戦記MADARAシリーズ」の記事における「二天童子」の解説
マダラの眷属である、赤の戦士と青の戦士の霊性。対になった魂をもつ存在であり、2人が揃った時にこそ本来の力が発揮される。 赤の戦士ユダヤ 青の戦士と対を為す二天童子。8人の転生戦士の一人だが、マダラが真王として覚醒した際にはその命を奪う裏切者「13番目の使徒」としての宿命をもつ。飄々とした無頼な人物に反して誰よりも優しい心を持つがゆえの宿業を生きる。そして裏切者として呪われた彼は自身を守護する「妣(ひ)」を持つことができない。これは前述の通り無頼な性格もあって女と縁がない(その反面、「まだ女ではない」童女にはよくもてる)こともあるが、彼自身が自分の戦いや宿命に他人、ましてや愛する女を巻き込むことを良しとせず突き放してしまうからという理由もある。 「壱」の聖神邪(セイシンジャ)。これは仮の名前で真の名は封印している。イズモ族の生き残りでカオスとは従兄弟同士。漲緋統凱聯との戦いで右腕を失い、炎の回廊で回収していたマダラの右腕のギミックを受け継ぐ。「赤」においてフダラクを救うために命を懸けて戦ったことが禊、贖罪となりアガルタの門をくぐり、本来の霊性を取り戻した。その後、本名の「ユダヤ」を名乗り、行動する。カオスの呪いを解くために親友殺しの業を背負い、朋友であるカオスを七回殺す宿命に苦悩することとなる。 「転生編」では犬彦綬陀矢として登場。後にスターシステムで「多重人格探偵サイコ」などで「犬彦」としても登場している。 青の戦士ギルガメシュ 赤の戦士と対を為す二天童子。8人の転生戦士の一人。 「壱」の夏凰翔(カオス)。これは仮の名前で真の名は封印している。ホウライの廃皇子で聖神邪とは従兄弟同士。左半身をバイオギミックに変えており、本物の半身は人質として金剛国に差し出されている。名の封印を解く禊、贖罪を行わずにアガルタの門をくぐったため、愛する者に7回殺されて贖うまで解けないという狂気に冒される呪いを受けてしまう。 「死海のギルガメシュ」では、半身が腐った狂える予言者ギルガメシュ。 「転生編」ではカオス・リヴァイアサン。
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