乱獲問題とは? わかりやすく解説

乱獲問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 01:41 UTC 版)

マグロ」の記事における「乱獲問題」の解説

前述のように相対的な個体数少ない上に需要増加価格高騰拍車をかける形で世界中でマグロ乱獲され、国際的な資源保護叫ばれている。絶滅危惧される生物記載したIUCNレッドリストには、マグロ8種のうち5種が記載されている。過激な保護運動を行う環境団体には、クジラ並みマグロ禁止求め強硬派もいる。こういった国際的な動きに対して日本2001年から2002年にかけて、水産業界を中心に不利な規制多数決押し通される恐れがあると「中西部太平洋マグロ条約」の準備会合ボイコットしたが、結局2004年日本抜きで発効され日本はその翌年加盟することとなった国際連合食糧農業機関FAO水産局長の司宣(早稲田大学教授)は日本世界中の海でマグロ取りまくっていながら規制強化には後ろ向きだ、という悪いイメージ与えたとしている。その後2010年3月ドーハでのワシントン条約締結国会議において21世紀初頭個体数1970年代比較して90%減少したタイセイヨウクロマグロ附属書Iへの掲載是非について審議が行われたが、18日採決では大差否決された。

※この「乱獲問題」の解説は、「マグロ」の解説の一部です。
「乱獲問題」を含む「マグロ」の記事については、「マグロ」の概要を参照ください。

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