主な疾患
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 15:05 UTC 版)
症状の特徴から腎症候性出血熱 (HFRS) とハンタウイルス肺症候群 (HPS) と呼ばれ、両疾患を合わせてハンタウイルス感染症と総称している。 腎症候性出血熱 (HFRS) 詳細は「腎症候性出血熱」を参照 発熱・腎障害・出血症状を主徴とした疾患。致死率はウイルス型によって異なり、0.1%から15%。また、ハンタウイルスが発見される以前には世界各地にてさまざまな呼び名で呼ばれており、下記疾患は現在では腎症候性出血熱としてまとめられている。韓国出血熱 (KHF) - 1930年代、満州において関東軍に恐れられ、朝鮮戦争の際には米軍内において3,000人以上の患者が発生した。 梅田奇病 - 1960年頃から約10年間にわたって大阪梅田地区で流行し、発生した119人の患者のうち2人が死亡した。 流行性出血熱 (EHF) - 中国 出血性腎症腎炎 (HNN) - 旧ソ連 ハンタウイルス肺症候群 (HPS) 詳細は「ハンタウイルス肺症候群」を参照 急性の肺水腫・呼吸器症状を主徴とした疾患。致死率はおよそ50%にのぼる。
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