主な畳み込み符号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/12 10:06 UTC 版)
ビタビ復号による畳み込み符号の例としては、ボイジャー計画以来使われている、拘束長 k が 7、レート r が 1/2 の符号がある。 拘束長が長ければ、それだけ符号としても強力になるが、ビタビアルゴリズムの計算量は拘束長に対して指数関数的に増大するため、宇宙探査ではデコーダの計算量と符号の性能のトレードオフで符号が設計されている。 マーズ・パスファインダー、マーズ・エクスプロレーション・ローバー、カッシーニでは、k が 15、レートが 1/16 の符号が使われている。これは従来の k が 7 の符号に比較して、符号の性能は 2 dB 向上しているが、デコーダの計算量は 256 倍となっている。
※この「主な畳み込み符号」の解説は、「畳み込み符号」の解説の一部です。
「主な畳み込み符号」を含む「畳み込み符号」の記事については、「畳み込み符号」の概要を参照ください。
- 主な畳み込み符号のページへのリンク