ビタビアルゴリズムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 情報 > コンピュータ > アルゴリズム > ビタビアルゴリズムの意味・解説 

ビタビアルゴリズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 19:57 UTC 版)

ビタビアルゴリズム: Viterbi algorithm)は、観測された事象系列を結果として生じる隠された状態の最も尤もらしい並び(ビタビ経路と呼ぶ)を探す動的計画法アルゴリズムの一種であり、特に隠れマルコフモデルに基づいている。観測された事象系列の確率計算のアルゴリズムである 前向きアルゴリズム(英: forward algorithm)も密接に関連している。これらのアルゴリズムは情報理論の一部である。




「ビタビアルゴリズム」の続きの解説一覧

ビタビアルゴリズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 09:52 UTC 版)

隠れマルコフモデル」の記事における「ビタビアルゴリズム」の解説

詳細は「ビタビアルゴリズム」を参照 ビタビアルゴリズム(Viterbi algorithm)は、モデルパラメータが既知のとき、与えられ配列出力した可能性尤度)が最も高い状態列(最尤状態列)を計算するアルゴリズムで、動的計画法一種である。ある時点 t での最尤状態遷移列はtまでに観測され情報と、t-1 までで最も確からしい(=尤もらしい)最尤状態遷移列だけに依存する仮定する例えば、出力 'A' と 'B'確率0.5ずつで出力し、他の状態にまれにしか遷移しない状態 A と、出力 'A' と 'C' を確率0.5ずつで出力し、他の状態にまれにしか遷移しない状態Bがあった場合時点 t で 'A' が出力され時点 t-1 で最尤だと推定され状態遷移列からの遷移確率が状態 A の方が高いならば時点 t では状態 A にいたと推定される。しかし、t+1 以降で 'C' の出力続いた場合全体として尤度は状態 B に遷移していたほうが高くなる。 ビタビアルゴリズムを使用するには、観測可能なイベント観測不可能な状態遷移1対1対応していることが求められる

※この「ビタビアルゴリズム」の解説は、「隠れマルコフモデル」の解説の一部です。
「ビタビアルゴリズム」を含む「隠れマルコフモデル」の記事については、「隠れマルコフモデル」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ビタビアルゴリズム」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



ビタビアルゴリズムと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ビタビアルゴリズム」の関連用語

ビタビアルゴリズムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ビタビアルゴリズムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのビタビアルゴリズム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの隠れマルコフモデル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS