主な「はっと」料理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 02:46 UTC 版)
法度汁 醤油仕立ての汁物に地域ならではの食材とはっとを加えた料理で、すいとんに似ており、その土地毎に調理法が異なる。宮城県の旧登米町では、具に特産の油麩を入れる傾向がある。 岩手県の北上盆地でも似たような小麦粉料理が存在する(「ひっつみ」参照)。 その名の通り、生地を引きちぎり汁に投げ入れて作られる(「はっと」は薄く延ばすところが特徴)。 また、そば粉を柳の葉の形にのばしたもの(そばはっと)を野菜たっぷりの汁に投じた「柳ばっと」と言われる郷土料理もある。 ずんだはっと はっとを熱湯で茹で、餅のようにずんだ、小豆餡、エゴマなどに絡める食べ方も一般的である。 これらは、絡めたものの名前を採って「ずんだばっと」「小豆ばっと」などと呼ぶ(「ずんだはっと」のように濁らない読み方でも呼ばれる)。 はっと鍋 醤油ベースの出汁に魚介類や野菜を加え、はっとをうどんにアレンジした鍋で、岩手県の南部はっと鍋が有名。 はっとう 福島県の南会津地方の特産品で、そば粉ともち米を良く練って延ばし、ひし型に切ったものを茹で、じゅうねん(えごま)やきな粉につけて食べられる。
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