丹南広域農道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/18 09:35 UTC 版)
丹南広域農道（たんなんこういきのうどう）は、福井県越前市塚原町（旧武生市塚原町）と同県福井市竹生町（旧丹生郡清水町竹生）を結ぶ、延長約20.8 kmの農道[2][1]。1989年（平成元年）11月15日全面開通[1]。しかしその多くは主要地方道や市町道へと転用され、2020年（令和2年）4月1日には南端となる越前市の上太田第2交差点から塚原交差点までの4,730m区間が国道365号の一部に昇格した[3][4][5]。そのため農道区間として残存しているのは福井市区間の北端部約2.0 km、並びに丹生郡越前町区間の南端部約0.5 kmに過ぎないが、「旧丹南広域農道」として一連の区間を指す通称として用いられている[3]。
- ^ a b c d e f g 「17年ぶり開通祝う 丹南広域農道 福井－朝日線」『福井新聞』、1989年11月16日、嶺北地域面、16面。
- ^ a b 「丹南農道あす全面開通 県内最長20.8キロ 天王川大橋完成で」『福井新聞』、1989年11月14日、嶺南版（嶺北地域面）、19面。
- ^ a b c 「令和2年9月市議会定例会 提案理由説明」越前市総合政策部秘書課『令和2年9月市議会定例会』議事録、越前市、2020年9月1日、6頁。
- ^ “国道365号と丹南広域農道との振り替えについて”. 越前市 (2020年4月8日). 2020年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月1日閲覧。
- ^ 「道路の区域の変更（令和2年4月1日福井県告示第157号）」『福井県報』号外第17号、福井県、2020年4月1日、8頁。
- ^ a b c d 「丹南広域農道 全面開通へ 朝日町 天王川橋が完成」『福井新聞』、1989年9月7日、嶺北地域面、22面。
- ^ 国土地理院 (1990年1月1日). “2万5千分1地形図「鯖江」”. 今昔マップ on the Web. 2024年4月1日閲覧。
- ^ a b 「用地交渉解決 全通へ 武生の丹南広域農道 12年ぶり難所解消」『福井新聞』、1989年4月22日、嶺南版（嶺北地域面）、23面。
- ^ 国土地理院 (1990年1月1日). “2万5千分1地形図「鯖江」”. 今昔マップ on the Web. 2024年4月1日閲覧。
- ^ 『KEIZO REPORT（議会報告だより）』（レポート）吉田啓三（越前市議）、2019年、1-2頁。
- ^ 「丹南広域農道の県道認定について」『重要事項』、越前市、37-38頁。 オリジナルの2018年11月11日時点におけるアーカイブ。
- ^ 『令和5年度 第1回 福井県渋滞対策協議会』（レポート）国土交通省近畿地方整備局 福井河川国道事務所、2023年8月、18頁。
[続きの解説]
「丹南広域農道」の続きの解説一覧
- 1 丹南広域農道とは
- 2 丹南広域農道の概要
- 3 接続路線
- 4 沿線
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