丸山(北海道)
1692m 北緯43度25分03秒 東経143度01分52秒(丸山) (世界測地系)
概 要
主に中生層の基盤の上にのる直径2.5㎞、比高約600mの小型火山。主山体は輝石安山岩の溶岩と火砕岩からなり、 その山頂部から北西方向の火口にかけ3~4個の安山岩の溶岩ドームがある。山頂東側から北西方向延長1.2㎞にわたり、小爆裂火口9個と直径130~300mの3個の爆裂火口がある。 最新の爆裂火口底には活発な噴気活動があるほか、西-南東斜面に多数の新しい温泉、鉱泉、噴気孔、樹木の立枯れ区域がある。
最近1万年間の火山活動
最近1万年間の活動については不明な点が多いが、最新の水蒸気爆発による堆積物(My-a)が、樽前山起源の火山灰(Ta-a火山灰;1739年)や 北海道駒ヶ岳起源の火山灰(Ko-C2火山灰;1694年)を覆っており、古文書の記述との対比から噴火は1898年と推定される。 それ以前の噴出物(My-b)は、Ta-a火山灰やKo-C2火山灰に覆われており、1694年より前の活動に伴うものである(北海道防災会議、1993)。
記録に残る火山活動
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