中学校および高等学校の小編成の全国大会について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 00:20 UTC 版)
「東日本学校吹奏楽大会」の記事における「中学校および高等学校の小編成の全国大会について」の解説
会報「すいそうがく」(No.184 2010年7月)によると、2010年度の全日本吹奏楽連盟定時総会の協議会において、「少人数での全国大会の実施予定はあるか」という質問に対し、大木隆明 常任理事(開発・振興部長)が「今のところ(永久にということではなく)実施する予定はない」と返答したと記載されている。 会報「すいそうがく」(No.193 2013年7月)によると、2013年度の全日本吹奏楽連盟定時総会の協議会において、「●少子化対策としての、少人数バンドの育成について」という議題での協議で、東日本学校吹奏楽大会の創設にも関わった 平野廣海 名誉会長(西関東吹奏楽連盟名誉理事長、元 西関東吹奏楽連盟理事長)が「少人数バンドの育成については、何年も前からの課題。全日本としても認識していた。12年前に少人数バンドが一堂に集まって発表会をしようという趣旨で『東日本学校吹奏楽大会』を立ち上げた。(当時は)発表の場を作ってあげることが必要ではないかと考えた。当時は、(全国大会が既にあるのに)少人数バンドの大会をやるのはいかがなものかと言われた。しかし、12年が経った。1回の大会で900人程度の生徒が感動を味わい、他校との交流ができた。生徒の育成には発表の場を与えるのがよい。吹奏楽連盟の一番の目的は、生徒に演奏する喜び、聴く喜びを与えることではないか。」と提言したと記載されている。 会報「すいそうがく」(No.211 2019年7月)によると、2019年度の全日本吹奏楽連盟定時総会の協議会において、全日本吹奏楽コンクール(全国大会)の中学校および高等学校における小編成部門の設置や少人数でも演奏できる課題曲の要望がでていることに対し、中澤正人 副理事長 が「九州では10名以下で課題曲を演奏している所が多いが、工夫などがあれば紹介をしてほしい」、「参加人数を含め実態を知りたいので、全日本に情報提供してほしい」と返答したと記載されている。 2019年度の時点では、全日本吹奏楽コンクール(全国大会)の中学校および高等学校における小編成部門の開催については、議論する以前の状態である。
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