下顎第二大臼歯とは? わかりやすく解説

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下顎第二大臼歯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/26 02:00 UTC 版)

下顎第二大臼歯(かがくだいにだいきゅうし、Mandibular second molar)は下顎第一大臼歯の遠心にある大臼歯

近心側隣接歯:下顎第一大臼歯

遠心側隣接歯:下顎第三大臼歯となっているが、下顎第三大臼歯が正常に萌出しない、あるいは先天的に欠損している人が、近年増えてきており、これらの人々にとっては、この歯が最遠心の歯となる

対合歯:上顎第一大臼歯上顎第二大臼歯

下顎第二大臼歯の歯の機能は他の臼歯と同様、咀嚼中に粉砕することである。通常は下顎第一大臼歯と同様に五咬頭で二つは頬側、二つは舌側、残りの一つは遠心側に有る。ただし、遠心側の咬頭が欠如して四咬頭になっている場合も多い。下顎乳臼歯と機能は似ているが、形態は大きく異なる。また、大臼歯より前の全ての歯と異なっている。

2.5~3歳で石灰化を開始し、歯冠の完成は7~8歳頃、11~13歳で口腔に萌出し、14~16歳頃に歯根が完成する[1]

日本では一般的に、左側を左下7番(表記は┌の中に7を入れた物)、右側を右下7番(表記は┐の中に7を入れた物)と呼ぶが、この他、左側を18、右側を31とする表記法や、左側を37、右側を47とする表記法も国際的に知られる。

脚注

出典

  1. ^ 本川ら, p.53

参考文献

関連項目





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