上場取引所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 08:20 UTC 版)
大阪取引所(大証) 日本標準時の 8:45 - 15:15 と 16:30 - 翌日5:30に取引される。取引量は一日20万枚程度(2017年現在、ラージとミニの合計)で、流動性は高い。ラージとミニが上場されており、取引単位はラージが呼値の刻みが10円、指数の1000倍、ミニが呼値の刻みが5円、指数の100倍。 シカゴ・マーカンタイル取引所(CME) 東部標準時の 18:00 - 翌日17:00(日本標準時 8:00 - 翌日7:00、ただし米国のサマータイム実施期間東部夏時間は1時間前倒し)に取引される。大阪取引所の寄付はこのCMEの清算値(1日の取引終了時の未決済玉「建玉」についてのクリアリングハウスと清算参加者との差金の受渡「精算」のための基準値段。帳入値段。)に近い値になることが多い。円建て(NIY)とドル建て(NKD)が上場されている。円建ては、呼値の刻みが5円、取引単位は指数の500倍で大証のラージの半分。流動性は大阪取引所の次に比較的高い。 シンガポール証券取引所(SGX) 1986年9月3日より日経225先物を扱っている。シンガポール標準時の 7:30 - 14:30(日本標準時 8:30 - 15:30)と 14:55 - 翌日5:15(日本標準時 15:55 - 翌日6:15)に取引されている。呼値の刻みが5円、取引単位は指数の500倍で大証のラージの半分である。夕場取引は大阪取引所よりも早く導入された。大阪取引所のナイト・セッション導入などにより、近年流動性は低下基調である。 先物と類似した物として、東京金融取引所のくりっく株365で、日経平均の市場CFDが扱われている。大阪取引所のラージは3ヶ月ごとに最終決済期限が来るが、くりっく株365は1年ごとである。取引時間は日本標準時 8:30 - 翌日6:00(米国のサマータイム実施期間は翌日5:00)。呼値の刻みが1円(2021年1月の売り気配値と買い気配値のスプレッドは平均9.6円)、取引単位は指数の100倍で大阪取引所のミニと同じ。先物は無リスク金利と配当込みの価格であるが、くりっく株365は取引所が金利相当額と配当相当額を決め、支払いもしくは受け取る。 各取引所の日本標準時での取引時間帯(アメリカが冬時間の場合) 各取引所の日本標準時での取引時間帯(アメリカが夏時間の場合)
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