三位一体・キリスト論に対する異端思想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/13 17:47 UTC 版)
「キリスト教において異端とされた思想」の記事における「三位一体・キリスト論に対する異端思想」の解説
思想詳細Adoptionism養子的キリスト論 イエスが洗礼者ヨハネによる洗礼、復活または昇天時に神によって養子にされたとする論である。 Apollinarismアポリナリオス主義 イエスは人間の体と魂を持っていたが、人間の理性はなくロゴスによって支配されていたとする論である。 Arabiciアラビア主義 魂は体とともに果てるが、最後の審判時に体とともに復活するとする論である。 Arianismアリウス派 イエスの神性は本性によるものではなく、養子とされたことによって得たものであるとする論であり、父なる神より劣る神であるとする論である。 Docetism仮現説 イエスの誕生や死、そして復活などはただ他人にそう見えただけであるとする論である。 Luciferiansルチフェル派 カリアリのルチフェルの唱えたアリウス派に強く反対する論である。 Macedonians/Pneumatomachians マケドニア派・ ネマトマヒ派 へレスポントス周辺の国家で唱えられていたニカイア信条に反対する論である。 Melchisedechiansメルキゼデク派 メルキゼデクがロゴスの受肉した姿で聖霊であるとする論である。
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