ヴァンスター神殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/08 09:48 UTC 版)
「アリアンロッド・リプレイ・ルージュ」の記事における「ヴァンスター神殿」の解説
マティアス・アディンゼル(チョー) ヒューリンのプリースト/モンク。ヴァンスター帝国帝都ヴァンスターの神殿の神官長で、クリスをノエルの元に送り出した。五つの武具を我が物としようとしている。政治力に長けており、神殿に所属する騎士団を統括する立場にもある。 クリスの勲章を利用してイジンデルの場所を突き止め、ゴウラ達を派遣して村を壊滅させる。しかし、その事実とトランの死を侮辱したことでクリスの怒りを買い、離反される。その後は教団会議の席で、クリスに罪が在るかのようにふるまい、刺客を刺し向ける。ゾハール覚醒後は全く動かなかったが、シルヴァが教団を動かしたのに乗じて自分も迎撃。だが事件終結後、それまでの行動の責を問われて神官長の職を解かれ、地方巡回神官に左遷された。その後の彼に付いては「アリアンロッド・リプレイ・レジェンド」を参照。 作中時系列で本シリーズと同時期の短編リプレイ「ルネス殺人事件」(『アリアンロッド・リプレイ・アンサンブル』収録)にも1シーンだけ登場している。このシーンはクリスを送り出した後に当たり、格闘家チャンピオン・レックスの道場破りで所属するモンクがことごとく敗れる中「クリス=ファーディナントはどこだっ!!」と叫んだ挙句、自ら応戦する羽目になっている。同作での描写を見る限り、モンクとしての実力はグラディエーター出身のレックスと互角のようである。 後に“機械の街”カナンにおいてパリス同盟評議長に就任するが、ネオ・ダイナストカバルのスパイによる妨害を受けて間もなく辞任している。 ゴウラ・ノーザンレイドル(丹沢晃之) ヒューリンのパラディン/ウォーリア。クリスとは兄弟のように育った神官騎士。トランを殺した張本人だが、高潔な騎士であり、トランと戦ったのもあくまでも神殿の任務のため。トランを好敵手と認めてその死を悼んだ。 『エリンディル・レジェンドガイド』によれば、神官長への権限集中がマティアスの独断専行を招いたとして、薔薇の武具事件終結後ヴァンスター神殿は神殿騎士団を3分割する改革がなされたが、その団長の一人に就いたとのことである。
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