ロードスターRF (リトラクタブル ファストバック)
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「マツダ・ロードスター」の記事における「ロードスターRF (リトラクタブル ファストバック)」の解説
2016年(平成28年)3月、ニューヨークオートショーに向けて「マツダ・MX-5 RF」(日本名、「マツダ・ロードスターRF」)を発表。先代のリトラクタブルハードトップ(RHT)の後継的位置付けで、RFのRはリトラクタブル式ハードトップ、Fはファストバック(ルーフから車両の最後端までルーフラインがなだらかに傾斜していく形状のこと)をそれぞれ意味している。エンジンは各国の市場に合わせ、「SKYACTIV-G 1.5」または「SKYACTIV-G 2.0」を使い分け、北米モデルの「MX-5 RF」には「SKYACTIV-G 2.0」を搭載する。 RFでは、スイッチ操作のみで電動格納式ルーフの開閉操作が可能なように改良。それぞれの部品の動きをオーバーラップすることで開閉動作を美しくするとともに、トップロックの解除を含むスイッチ操作開始からルーフがロックされるまで約13秒で開閉できる速さも兼ね備える。トランクはソフトトップモデル同様、機内持込対応サイズのスーツケース2個を積載できる容量を確保しているほか、荷室内には工具などが収納可能なマルチボックスを配置した。 日本国内では、2016年(平成28年)11月10日に予約受付を開始し、同年12月22日に発売されることが発表された。日本仕様ではソフトトップモデルよりも排気量が大きい「SKYACTIV-G 2.0」で、ソフトトップモデル同様に縦置きにして専用チューニングを行ったPE-VPR[RS]型(最高出力158PS/最大トルク20.4kgf・m)を採用する。グレード体系はベーシックモデルの「S」、シート素材にナッパレザー を採用した充実装備の「VS」、ブラックのアルカンターラとナッパレザーを組み合わせ、赤のパイピングを配したRECARO社製シートを採用 したスポーティモデルの「RS」の3グレードが用意される。 2016年(平成28年)12月10日に行われた「オートカラーアウォード2016」で、マシーングレープレミアムメタリック(外板色)×オーバーン(内装色)の組み合わせがグランプリを受賞した。マツダ車のグランプリ受賞は2001年の第3回以来15年ぶり2回目となった。
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