ロゼオパーチェ【ロゼオパーチェ】(草花類)
登録番号 | 第13796号 | |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | ロゼオパーチェ よみ:ロゼオパーチェ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 加藤藤人 | |
品種登録者の住所 | 長野県佐久市長土呂1354-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 加藤藤人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「エミリア」にピンク色系8月上旬咲混合花粉を交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色のやや小輪で切花向きの品種である。開花時の草丈はやや長、節間長はやや短、茎の太さは中、色は緑である。たく葉の大きさは中、葉の着き方は上向き、葉身長は長、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや大、光沢は中、一次欠刻はやや深、基部の形は円、表面の色は中である。花房の形は円錐形、花の数はやや多、舌状花の重ねは一重、管状花部のタイプはデイジータイプ、花の大きさはやや小、厚みはやや低、花首の長さは中、花たくの形は盛り上がった円錐状である。舌状花の多少はかなり少、向きは斜上、主要な形は平弁、花筒部の長さはかなり短である。外花弁の長さはやや短、幅は中、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁表面の色は紫ピンク(JHSカラーチャート8903)、裏面の色は淡紫ピンク(同8902)である。花盤の大きさはやや小、未開花部位の色は黄緑、開花した部位の色は黄、デイジータイプ中央暗色スポットは無、管状花の花冠の深裂の程度は小である。生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は中である。「マイラブ」及び「マイオリビア」と比較して、葉基部の形が円であること、花たくの形が盛り上がった円錐状であること、外花弁の表面の色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に育成者の温室(長野県佐久市)において、「エミリア」にピンク色系8月上旬咲混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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